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2006年8月30日
CGM時空では正義の粘着は4倍(当社比)のパワーを持つ
身内がアフォなWikipedia工作とかしてるのを見つけて、頭を抱えているわけだけど。
せめて楽天証券ぐらい有名だったら、ニュース記事にして貰えるのにね、とか。
CGMだの2.0だのと看板掲げても中身が伴わないのは如何な物かと思う一方で、ではその「中身」とは何ぞやと禅問答。
一つだけ確かなのは、CGMの界面においては大企業と一個人が等価、どころか、企業は何書いても工作乙の一言で個人に切り捨てられる点で、下手すると一段階下の位置付けだということ。失うものが無い者ほど強いのが世の理。
さすがにそういう俺正義は20代の頃でやり尽くしたので、最近はどっぷりと方丈記の世界なのだけど、実際の話、検索エンジンの発達した今ほど、粘着しようと思ったらし続けられる時代は無いのは事実。
悪いことして新聞に名前が載ったら、仮令それが不起訴に終わっても、あるいは無罪判決が出たとしても、名前で検索されてキャッシュで読まれて、前歴洗われる世の中に既になっている。判決が確定するまでは推定無罪とか、そんな大人のタテマエは鼻息一つで吹き飛んでしまう暗黒社会。
でも、できたものは無かった昔に戻せない、と山本夏彦も度々書いていた通りで、この世界に生きる以上は、変化? 進化? に付き合っていくしかない。
というあたりが漠然とした「中身」ではないかと考えてみたりするのだけど、これでは禅問答の答えっぽくない。
粗にして密、とか、永劫続くが3日で風化する、とか、そんな感じ?
まあしかし、とりあえず、「ここは怖いインターネッツですよ」というのを、押さえ込むのではなく理解してもらうには、どうしたらいいんですかね。やっぱり半年ROMってもらうしかないのだろうか。
ここから業務連絡。
世界がとっくにICBMやイージス艦で武装される時代になっているのを承知しながらも、「面倒くさいから」という理由で、土塁を重ねて扉にしんばり棒した程度の防備のまま牧歌的に放置してきた旧掲示板、いい機会なので畳んでみました。社員流入するとヤだし!
続きはmixiでよろしく。
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