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2005年6月27日

「ブログ」考

今やもう、「ブログ(blog)」が「ウェブログ(weblog)」の略だということを知らない人の方が多いのではないかと思っている。
「ウェブログ」は、このblogでも利用させてもらっているMovable Typeのドキュメントや、Yahoo!JAPANのカテゴリ名に辛うじてその綴りを留めるのみだ。

教科書的な前講釈を述べるなら、ボスニア紛争や9.11対テロ戦争の中で培われた、個人による情報発信が、そうした行動に最適化されたプラットフォームと結び付いてweblogとなり、広まるにつれてblogとなった。
blogというナウいスラングと共に普及する前から存在を知っていた数少ない例たちはweblogという言葉を保ち、古語を現代に残す趣すら感じさせている。

ところで、「ウェブログ」を「ブログ」と略すのは、日本語の感覚からは遠い。米国から出来合いの略語を輸入したのだから当たり前だが、もし「ブログ」誕生以前に日本国内で普及していたら、どう呼ばれただろうかと時々考える。
4拍だから、略されなかったかも知れない。「パソコン」「リストラ」「マイカー」「なるはや」等々、例を挙げるまでもなく、日本語は4拍略語が好きだからだ。
あるいは、「ウェ」というゴツゴツした語感を嫌って、「ウェブロー」→「ウェブロ」となっただろうか。「ログ」を語根と感じたら、「ウェーログ」→「ウェログ」となったかも知れない。

いずれにせよ、語頭の1音を切り落とすのは、日本語的には落ち着かない。
無理に呑み込んだような収まりの悪さが、日本のbloggerをして時折「ウェ」を吐き出させるのだろう。wwwうぇうぇwっww←ほら。

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