2016年6月アーカイブ

2016年6月 6日

R.I.P. ニビすけ

2015年11月に皮膚2ヶ所の肥満細胞腫の切除手術。恙無く成功。
その後変な咳をしてから嘔吐することが度々あったけど、あまり気にかけずにいた...。



半年後。目に見えて食欲が落ち、5/7に病院で採血して5/11に受け取った検査結果が示したところは中度の腎不全。肥満細胞腫の切除手術に際して検査した時は正常範囲内だったBUNやCREの値が少しだけ基準オーバー。

これなら投薬と食餌療法で数年持たせられるねと対策開始したものの数日で何も食べなくなり、薬を増やしつつ餌も無理矢理飲ませて半月を送るうち、数値は急速に絶望的な領域に。

一縷の望みを託して5/31から入院させるも、直後の血液検査ではカリウムの値まで上昇し、心隔膜には水が溜まりだしていた。それから2日間手を尽くすも好転せず、もはや多臓器不全で万事休すの宣告。
ただの腎不全でこんな急速に進行することは考えにくく、FIP発症してしまった可能性を告げられた。



6/3朝に「家で看取る」ことを決めて退院。身体を洗ってふわふわにしてやった。一番長い時間を過ごした猫要塞で1日を送る。
6/4朝に猫要塞屋上から力を振り絞って飛び降り、トイレの扉前へ。ここは夏の定位置だった場所。用を足すたびに動かして切なげな声で鳴かれるのがつらかった。
6/5もずっとそのままトイレ前と玄関の間を苦し気に何度か往復。もう2日前のように歩けない。もうずっと何も口にしていない。命の火が着実に消えていく。
6/5夜、いよいよを覚悟して、猫要塞に強制移送。飛び降りないよう周囲を段ボールで囲って薄暗くして休ませる。

日付が6/6に変わって深夜2時、薄暗い中様子を窺って仮眠に戻ったその時、ばたばたを動く音と細い鳴き声。
囲いの穴を広げて外が見えるようにしてやる。そしてお気に入りだったブラッシング。背中にかけてやると、いつものように身を捩ったので、横腹にもブラッシング。
頭をもたげて切なげに何度か鳴き声を上げた後、横臥。せめて口を湿らそうと水を取って戻ったところで、搾り出すような呼吸と手足の痙攣が数度。それきりだった。



5月中、どうにか立て直そうと餌と薬を口に押し込み続けたために、最終週の頃にはすっかり嫌われてしまった。
最後の最後にブラシをいつものようにかけられたこと、本当の最後にそれに応えるような動作を見せてくれたことがせめてもの慰め。

もっと気にかけて見てやるべきだった。ごめんよ。


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(2016.5.24夜、最後の甘え姿)

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