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2008年4月29日

『ねこタン』『バカ画像MAX』に見る著作権意識の低さ

「『ねこタン』問題」カテゴリを作ったに頂いたコメントに返信を書いていたら、独立エントリにした方がいい気がしてきたので。
(チンさんへの返事はコメントでしてありますので、ひとまずそれで。先の展開はもう少し仕込みの時間が必要です。)

読 (2008年4月27日 13:16)

初めまして。 法律の話は難しいですが、 法が犯されると弱い者が泣くということはわかりました。

個人個人では事案に割ける時間も金も足りませんし、違反のペナルティを気にしない輩には痛くも痒くも無いですからね。
むしろ、「生真面目に法を守っていたら食って行けないよ!」とか言ってそうな気がします。

あなたの後ろに名無しさんが・・・ (2008年4月28日 22:37)

主様はじめまして。

過去、主に2ちゃんねる方面で起こった同様の事例をいくつか見てきましたが、 事後策にせよ短期間のうちに出版社側から著作権料を支払うという意思を引き出させたのは、 過去の例に照らすと実は大きな前進なのではと思ったり。


難しいのは、みんなが求めているのはカネじゃないんですよね。多分。

(おそらく「のまネコ」始め2ちゃんねる方面で起こった事例でもそうだったと思いますが、)今回みんなが一番問題視しているのは道義的な部分で、要するに大洋図書は元画像(と、それにまつわる飼い主・掲示板住民)に丸で敬意を払っていないように感じられるんです。でなければ、連絡・許諾申請・出典明記していたでしょう。

そんな輩に、著作権使用料と引き換えに一定の利用を許す人は、あんまりいない気がします。

だから、大洋図書・ねこタン編集部が最初にやるべきことは謝礼の提示ではなく、「ごめんなさい」だったと思うんですよ。ホント。

私は先のエントリでカネに換えて怒りましたが、これはあくまでビジネス視点から見た時の考え方です。ストレートにカネ払えと言っているわけではなく、それだけの額に相当する失礼を働いてるんだという話です。で、ビジネスはカネで片付けられますが、今回大洋図書が誠意を見せるべき相手は個人です。
多分、カネを受け取るより、向こう数号への反省文掲載と、浮かせた費用分を地域猫運動に寄付するとかした方が、喜ぶ人は多いと思います。そこはまぁ弁護士立てて取りまとめた方がいいですけどね。個別交渉は相手の思う壺ですから。


と、ここまで書いてふと気付いたけど、neko-tan.comに新たに投稿された画像の著作権の扱いって、どうなってるんだろ。
サイトには、「個人情報は頂くよ~。有効に使わせてもらうよ~」という記載があるだけで、投稿画像の著作権についてはどこにも書かれていない。

もしかして、またおいしく利用する気?

とも考えたけれど、その一方で、当たり前の部分がちゃんとできていないのは、そういうレベルの人達が本を作ってるってことなんじゃ? という気もしてきた。要するに、

根本的に著作権意識に欠けている

っていうこと。

この手のことって現場で教わるか研修受けなければ身に付きにくいので(あとは今回のように「身体で覚える」とか(笑))、企業体質としてそうなのかも知れない。


そんなことを考えたのは、同じくネット掲載画像の無断転載だらけで作られたらしき『ゴー!ゴー!!バカ画像MAX』(K.K.ベストセラーズ)に絡む一件があったから。

この本にも、ペットうp板ねこ@ふたば発の画像が無断掲載されている。
立ち読みでぱらぱら確認した範囲で、タローたん、クマゴロー、ぷねくち。あと、ゲームパッドを持って座っているスコの画像。これ飼い主さんが確かブログかFlickrで公開していたよね。

ネットから拾ったと明記しているだけ、『ねこタン』よりは少しだけ正直だけれど、飼い主さんの承諾を得ていなければ結局意味無いよね。

この本のライターが自身のブログで、

本を出したので、買ってください。 本、出ました!

タイトルは
「ゴー!ゴー!!バカ画像MAX」

(著:村橋ゴロー・CURCUS編集部・
KKベストセラーズ刊)

街ネタ、テレビ、看板......など700点
あまりのバカ画像を集めまくった、
偏差値4のくだらな本です!

......それが、たったの500円!?
お安いわぁ~!

ってことで、全国書店・コンビニで
絶賛発売中! 

買ってくだちゃい!!

と、いかにもウキウキした感じで書いていた。
まるで問題を認識していない。

で、著作権侵害指摘コメントが付いて程無くエントリごと削除された。

すぐエントリ消さなきゃならないような後ろめたい本なら、ブログで世界中に発信しなさんな。


何というか、著作権意識が低すぎる。法律云々以前に、著作者に対する敬意というものが存在していない。としか思えない。
同種の事例を短期間で幾つも目にすると、これが底辺出版社全体の"常識"なんじゃないかと、危惧してしまうわけで。


関係者全員、2ヶ月ぐらい日勤教育受けた方がいいんじゃないですかね。

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このページは、widtariaが2008年4月29日 19:34に書いた記事です。

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